代表者プロフィール

田口ランディ 

1959年生まれ 作家 。2000年に「ひきこもり」をテーマにした小説「コンセント」(幻冬舎)を発表しベストセラーに。その後も社会問題を通して人間の心の闇をテーマに広く執筆活動を展開。2001年に第一回婦人公論文芸賞を受賞。

作品は他言語に翻訳され、『コンセント』『アンテナ』は映画化された。フィクションとノンフィクションを往還しながら独自の作品世界を構築。

『パピヨン 死と看取りへの旅』『ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ、原子力を受け入れた日本』『富士山』など著作は共著も合わせると60冊以上に。著述以外にもアート、音楽など他分野のアーティストとコラボレーションを展開。また、障害をもった子どもたちとのアートワークショップを定期的に続けている。

短編作品「その夜、僕は奇跡を祈った」は学校図書・中二の国語教科書に教材として掲載された。また、福島原発の直後に福島に住むことになった少年を主人公にした「リクと白の王国」は英語とポーランド語に翻訳された。

社会活動では発達障害の会を地域で立ち上げるほか、や原発問題を扱う研究会「ダイアローグ研究会」や、国の放射性廃棄物最終処分に関する住民対話の場づくりになどに関わり、困難な問題を対話で解決するための方法を模索している。

自身の家族の体験から介護・アルコール依存症、不登校、看取りの問題にも詳しく、全国の支援団体で講演を行ってきた。

2017年に元オウム真理教信者だった死刑囚との交流をもとに描いた小説『逆さに吊るされた男』(河出書房新社)を発表。宗教的な作品も多いため、宗派を超えてさまざまな宗教者と対談を出版している。

近年は「野菜とココロを育てるプランター自然栽培講座」を立ち上げ、プランターを通して都市部の住民が農業を学ぶ仕組みを提案している。

2016年に読者からの要請で下北沢にて初めて「クリエイティブ・ライティング」を一般の人々に教え始める。ネットを通して口コミで受講者が増え、述べにして800人以上の受講者に文章創作を教えた。文章を書くことで頭を整理し、過去の出来事を書き換えて人生を再編集することができることを実感し、文章を通して人生を豊かにする方法を多くの人に伝える目的から、2022年10月に一般社団法人Creative Writing Centerを設立した。

近著「水俣 天地への祈り」(河出書房新社)


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